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丸八ホールディングス(3504)は買いか?財務優良・高配当・株主優待の名証単独上場株を分析

丸八ホールディングス(3504)は買いか?財務優良・高配当・株主優待の名証単独上場株を分析


「丸八真綿」というブランド名を聞いて、かつてのテレビCMを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。高級ふとんをはじめとする寝具の製造・販売を手掛け、長年にわたり日本の質の高い睡眠を支えてきた老舗企業、丸八ホールディングス(3504)。業界で確かな知名度を持つ同社ですが、株式市場においては少し特殊な立ち位置にあります。

実は東証には上場しておらず、名古屋証券取引所(名証)に単独上場している銘柄なのです。そのためか日々の出来高は少なく、多くの投資家の視界から外れがちな「知る人ぞ知る」存在となっています。

ただ、出来高が少なくて目立たないからといってスルーしてしまうのは、少しもったいない気がしています。というのも、会社の数字などを覗いてみると、想像以上にしっかりとした財務基盤があるように見受けられるからです。さらに、配当金と株主優待という二つの還元制度を備えている点も個人的には気になるところです。

誰もが知る老舗ブランドでありながら、市場ではひっそりとしている名証単独銘柄。今回は、そんな丸八ホールディングスについて、いち個人投資家の目線でゆるく考察してみたいと思います。

【新設】3504 丸八ホールディングスの株主優待

丸八ホールディングスの株主優待は誰がいつもらえるの?

毎年3月末日株主名簿に記載または記録された同日時点で5単元(500株)以上保有している株主が対象となります。

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500株以上 1枚パック
1,000株以上 2枚パック

※詳細なサービス内容については、専用ホームページ( https://zabuzabu.jp )を参照。
※株主優待で申込した場合は、往復の送料も無料とする。ただし海外の送り先は申込不可。

ペリカン
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1枚の布団クリーニングで6,490円+送料2,200円~がまとめて無料になるのは価値ある株主優待と言えますね。

3504 丸八ホールディングスの配当金推移

丸八HDの配当金推移

1株配当推移
2017/03 30.00 円
2018/03 30.00 円
2019/03 30.00 円
2020/03 30.00 円
2021/03 30.00 円
2022/03 30.00 円
2023/03 30.00 円
2024/03 30.00 円
2025/03 30.00 円
2026/03 50.00 円
2027/03(予) 50.00 円
実績配当性向
2026/03 20.9 %
DOE(PBR×配当利回り)
2026/7/7時点 1.33%

丸八ホールディングスの配当方針

当社は、株主への還元を第一として、配当原資確保のための収益力を強化し、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。

内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に備え、お客様のニーズに応える体制を強化することを目的に、新製品・商品開発の他、生産設備の改修・増設等に投資してまいりたいと考えております。これにより、更なる経営体質の強化に努めてまいります。

ペリカン
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配当方針ですが…ちょっと、何言ってのか分かりません…

3504 丸八ホールディングスの株価データ

直近のデータを見てみましょう!

丸八ホールディングスのTOP

※2026年7月7日時点でのデータとなります

PBR0.35倍、配当利回り約3.7%!優待は500株からですが、個人的に大好物な「鉄壁財務の隠れお宝銘柄」です。このバツグンの数字を見ちゃうと、思わずテンションが上がっちゃいます!

1株:1,346 (26/07/07) 100株=13万4,600円

配当利回り 3.71%
1株あたりの年間配当金 50円
株主優待利回り(500株) 1.29%
総合利回り(500株) 5%

自己資本比率:73.5%
PER:11.27倍
PBR:0.36倍
⇒最新の株価はこちら

3504 丸八ホールディングスの社長

投資している会社の社長の考察はどんな財務諸表よりも大事な側面もあります。大切なお金を投資する訳なのでどんな人が経営していてどれ位の熱量があるのか?自社株を持っているのか、在任中の業績は?と気になりますよね。特にインフレ下なら『株は売ることを考えずに買うだけ』と考えているので社長の考察は外せない一つです。

こちらが丸八ホールディングスの会長

画像は同社公式HPからお借りしました。

丸八ホールディングスの会長画像

岡本 典之(おかもと のりゆき)氏、役職は代表取締役会長

丸八ホールディングスの会長経歴

株主構成を見ると、資産管理会社の「(株)洋大」だけで約64%を保有しています。さらに岡本家個人の持ち株などを合わせると、なんと70%以上の株式を創業家一族がガッチリと握っている計算に!自社株(約6.5%)も考慮すると、市場に出回る浮動株は実質20%以下と推測されます。名証単独上場で出来高が極端に少ないのも納得の、超強固なオーナー企業ですね。

3504 丸八ホールディングスの本社

投資する企業の本社って気になりますよね(私はめちゃくちゃ気になります)豪華過ぎてもドン引ですが掘っ立て小屋でも引きますからね(笑)

ということでストリートビューでチェックしてみたいと思います

丸八ホールディングスの本社住所はこちら

〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜3-8-12 8F

丸八ホールディングスの本社画像
Googleマップより

 

さらに本社をストリートビューでも覗いてみたいと思います!チラッ!!

丸八ホールディングスの本社画像
Googleマップより

 

これは伸びそうな企業の見た目。こんな素敵なオフィスビルで働ける社員さんがうらやましいです。きっと社員さんの満足度も高いのではないでしょうか。

まとめ

さて、今回は名証単独でひっそりと上場している丸八ホールディングス(3504)について、色々と中身を紐解いてみました。

改めて現在の基準株価1,346円(2026年7月7日時点)で計算してみると、予想配当金50円に対して配当利回りは約3.7%となります。そして何より目を引くのが、その分厚い資産背景です。1株あたりの純資産(BPS)が3,749円もあるため、現在の株価で計算するとPBRは約0.35倍と、極端なディスカウント状態のまま放置されています。自己資本比率は73.5%と非常に高く、手元の現金や利益剰余金もたっぷりと蓄えられているため、不況時でも簡単には揺らがない安心感があります。

ただ、手放しで安心できるわけではありません。直近の27年3月期予想では減益が見込まれていますし、名証単独ゆえに日々の出来高が極端に少ないという明確な弱点もあります。流動性が低いため、「買いたい時に買えず、売りたい時に売れない」というリスクは常に付きまといます。

私自身も現在この銘柄を保有していますが、決して短期的な値上がりを期待して持っているわけではありません。日々の株価の変動にはあまり一喜一憂せず、この強固な財務基盤と配当金(500株まで育てば優待も)をのんびりと受け取りながら、マイペースに長く付き合っていくための銘柄だと個人的には捉えています。

市場の片隅に眠る銘柄をじっくり調べるのは、やっぱり面白いですね。これからも、こういった地味ながらも堅実な企業を、いち個人の目線でゆるく考察していきたいと思います。

 

ペリカン

ひとりごと。。。

株価低迷がむしろ良いと考えている可能性も排除できませんね。

オーナー系で資産をたっぷり貯め込んでいる企業が、あえて名証などにひっそりと上場する背景には、創業家にとって主に以下の2つの強烈なメリットがあるからです。

  • 株の評価額を劇的に下げる効果(節税): 未上場のままだと、自社株の相続税評価額は「会社が持つ純資産」などをベースに高く見積もられがちです(丸八の1株あたりの純資産は約3,749円)。しかし上場すれば「市場の株価」が基準の一つになります。現在のように株価が1,346円(PBR0.35倍)と極端に割安な状態で放置されていれば、相続時の株の評価額を本来の資産価値より大幅に圧縮でき、相続税を激減させることができます。

  • 納税資金(現金)の確保: 莫大な財産を引き継ぐ際、相続税は原則「現金払い」です。未上場株は買い手を見つけるのが困難ですが、上場していれば、いざという時に市場で一部の株を売却して現金化し、納税資金に充てることができます。

「豊富な資産を持ちながら、あえて流動性の低い市場に上場して割安な株価を維持しつつ、支配権(70%超)はしっかり握り続ける」というのは、創業家の資産防衛の観点からは非常に理にかなった、ある種の最適解とも言えます。

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