高配当銘柄と株主優待をこよなく愛する自称『ハイブリット投資家』のペリカン(@Pelican_Blog )でございます。
本日も、ブログをご覧いただきありがとうございます┏○))ペコ
本日の考察する銘柄は日本株のこちら!
第一稀元素化学工業。
証券コードが4082ですね。
私ペリカンのガチホ銘柄です(100株だけですけど)
気になる銘柄のひとつ、第一稀元素化学工業(4082)をチェックしてみました。1939年に創業し、ジルコニウムやセリウムなどのレアアース化合物を手がける化学メーカーで、自動車の排ガス浄化触媒や電子材料など幅広い分野で存在感を示しています。本社は大阪市にあり、世界にも拠点を持つグローバル企業。株主還元にも積極的で、配当と安定感のある財務が投資家から注目されています。今回は株価データから社長の横顔、本社所在地まで、気になる点をまるごと考察していきます。
公式HPはこちら
4082 第一稀元素化学工業の配当金推移
2013/03 | 2.50 円 |
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2014/03 | 6.00 円 |
2015/03 | 8.00 円 |
2016/03 | 9.00 円 |
2017/03 | 12.00 円 |
2018/03 | 16.00 円 |
2019/03 | 19.00 円 |
2020/03 | 20.00 円 |
2021/03 | 18.00 円 |
2022/03 | 23.00 円 |
2023/03 | 34.00 円 |
2024/03 | 26.00 円 |
2025/03 | 26.00 円 |
2026/03(予) | 28.00 円 |
2025/03 | 79.7 % |
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第一稀元素化学工業の配当方針
将来の事業展開や経営基盤の強化に必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続を基本方針としています。業績や戦略的投資の状況を総合的に勘案したうえで、株主の皆様への利益還元を積極的に行ってまいります。具体的には、業績の変動に左右されにくい株主資本配当率(DOE)を指標とし、その1.8%を下限とすることと併せて、配当性向30%を目標とすることにより、安定的かつ持続可能な配当の実現を目指します。
なお、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、取締役会の決議で行う旨を定款に定めております。
4082 第一稀元素化学工業の株主優待
株主優待制度はありません
4082 第一稀元素化学工業の株価データ
直近のデータを見てみましょう!
売上高(予想) | 340億円 |
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総資産 | 618億円 |
時価総額 | 167億円 |
※2025年9月25日時点でのデータとなります
売上(予想)が340億円、総資産が618億円越えの企業の価値は167億円とシンプルな指標ですが割安感があります。
1株:715円 100株=7万1,500円 (25/9/25)
配当利回り | 3.91% |
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1株あたりの年間配当金 | 28円 |
株主優待利回り | ー |
総合利回り | 3.91% |
自己資本比率:39.4%
PER:10.62倍
PBR:2.03倍
⇒最新の株価はこちら
4082 第一稀元素化学工業の社長
投資している会社の社長の考察はどんな財務諸表よりも大事な側面もあります。大切なお金を投資する訳なのでどんな人が経営していてどれ位の熱量があるのか?自社株を持っているのか、在任中の業績は?と気になりますよね。特にインフレ下なら『株は売ることを考えずに買うだけ』と考えているので社長の考察は外せない一つです。
こちらが第一稀元素化学工業の社長
画像は同社公式HPからお借りしました。
國部 洋(こくぶ ひろし)氏、役職は 代表取締役 社長執行役員
経歴はこちら
自社株保有数は105077株保有で時価にすると7,513万円ほど、配当金は年間で約294万円と上場企業の社長としては特別多くはありませんね(残念)
4082 第一稀元素化学工業の本社
投資する企業の本社って気になりますよね(私はめちゃくちゃ気になります)豪華過ぎてもドン引ですが掘っ立て小屋でも引きますからね(笑)
ということでストリートビューでチェックしてみたいと思います
第一稀元素化学工業の本社住所はこちら
541-0041
大阪市中央区北浜4-4-9

さらに本社をストリートビューでも覗いてみたいと思います!チラッ!!

かっこよ。
これは伸びそうな企業の見た目。こんな素敵なオフィスビルで働ける社員さんがうらやましいです。きっと社員さんの満足度も高いのではないでしょうか。
まとめ
ポジティブ材料
-
自己資本比率60%超え → 借金に頼らない安定体質。倒産リスクは低め。
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現金8,900百万円超 → そこそこ潤沢。配当や投資の原資として安心感。
-
投資CFが▲551百万円 → 設備投資の規模は落ち着いており、無理な拡張はしていない。
気になる点
-
ROE 2.2%(予1.1%)・ROA 1.2%(予0.6%) → 稼ぐ力がかなり弱まっている。資産を持っている割に利益を生んでいない。
-
最高純益(2023年3月:4,020百万円)からの反動減 → 直近は稼ぎが細くなり、ピーク時の勢いを失っている。
-
営業CF 3,498百万円 → 減少傾向 → 本業のキャッシュ創出力がじわっとしぼんでいる印象。
まとめのまとめ
「財務は健康体、でも収益力は風邪気味」。そんなイメージです。業績が悪いのはある程度株価に織り込まれている(と思う。)ので100株保有なら「配当目的のインカム投資」と割り切るのはアリ。ただし値上がり益狙いで長期保有するには、ROEの低さと成長鈍化は気になるところです。いずれにしても忍耐の長期投資向き銘柄かも。
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